今回の旅、8日目。9年前に博多に来たとき、「博多皿うどん」というものにハマりました。「皿うどん」といっても餡かけのパリパリ揚げ麺ではなく、焼きチャンポンといった感じのものです。前回は発祥の店「福新樓」で頂いたので、今回は「元祖ぴかいち」という人気店に行ってみました。何の元祖なのだ…… more かは不明です。 ラーメン・チャンポン・皿うどん・チャーハンなど、意外とメニューは豊富です。 それでいて、1番人気は「皿うどん」（750円）というのは面白いですね。確かに人気のようで、この時は8割以上のお客さんが召し上がっておりました。 具はエビ・殻付きアサリ・ベビーホタテ・カマボコ・豚肉・キャベツ・ハクサイ・モヤシ・ニンジン・青菜など。チャンポン麺を少し炒めてから具材と鶏ガラスープを加え、さらに炒めて味を染み込ませていくのだそうです。炒め油は少なくアッサリとした仕上がりなのですが、その凝縮された旨味が麺に絡み付いていて、とてもイケるんですね。「福新樓」で頂いたものは濃厚でコッテリした感じでしたが、それとはまた違った旨さがあります。 ちょっとゴワゴワした感じのある太めの自家製麺は、柔らかめながらもムチッとした独特なイイ食感があり、とても美味しく頂くことができました。人気なのも頷けますね。 卓上にある、辛子高菜も結構イケるものでした。今回は使いませんでしたが、お酢やウスターソースなどもあるので味変も楽しめます。 このあと、承天寺を参拝してきました。たまたま檀家さんがいらっしゃったので、通常は一般公開されていない、洗濤庭（せんとうてい）と呼ばれる石庭を拝観することができました。ありがとうございます。 境内には、饂飩蕎麦発祥之地・御饅頭所と刻まれた石碑が立っております。うどん・そば・まんじゅうは、博多から全国に広まった……というワケです。（もちろん、諸説あります） close

福岡市博多区「博多皿うどん」その2