播州赤穂を出て、3つ先の相生で下車。これまでにホルモンを使った焼きそば・焼きうどんを何度か紹介してきましたが、ここ相生市も古くからの「ホルモン焼きうどん」エリアなのだそうです。造船の町として栄えていた昭和35年頃から、労働者のスタミナ源として愛され続けてきたのだとか。 ただ店…… more によっては、焼きそばや焼きビーフンや素麺など他の麺類もあったりするため、相生市観光協会では「スタミナホルモンメン」としてPRしております。 駅から200mほどのところにある、「オモニ」という韓国家庭料理のお店に行ってみました。「ホルモン焼きうどん」を供する店としては古株となるそうです。店内には大きな鉄板があり、韓国料理屋というよりもお好み焼き屋といった佇まいです。 コチラの「ホルモン焼きうどん」は850円。「ホルモン焼きそば」はメニューに載っていませんが、「焼きそば」があるので、多分言えば作ってくれると思います。他に「ホルモン丼」なんてものもありました。 油は引かずに牛の小腸・大腸・センマイ・アカセンを鉄板に載せ、焼き目がつくまでしばらく放置。次にキャベツ・玉ネギ・青ネギ、そしてうどんを加え炒めていきます。 コチュジャンなど10種類以上の調味料をブレンドしたという自家製のタレを絡め、更に炒めたら出来上がり。 ピリ辛よりも少し上をいく辛味があります。結構ハッキリとした甘辛い味付けにホルモンの脂が合わさって、思わず「ビールちょうだい」と言ってしまいそうなガツンとくる旨さなんですね。 柔らかめのうどんにタレとホルモンの脂をよく絡め、店のお母ちゃんと世間話をしながら美味しくいただきました。ちなみに近々、「ホルモン焼きうどん」と目立つように書かれた大きな看板を店先に掲げるそうです。どうでもいい情報だとは思いますけど。 close

相生「ホルモン焼きうどん」